メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
生き物はいつか必ず死ぬ。
それは世界のルールなのです。
だれもが一度は「死んだらどうなるの?」と思ったことはないでしょうか?
今回は人が死ぬとどういったことが起きるのかをお話ししたいと思います。
事件性のない一般的な死亡
まず、人が死んだとき状況によって展開が異なります。
大体の人が110番したり119番通報したりして病院へ
基本的にほとんどの方が病院で亡くなります。病院側も故人様を助けることはできないので葬儀社さんに連絡するように勧めます。
そのあとお身内様と葬儀社で簡易的な打ち合わせをして、個人情報などを聞かれてから
・葬儀はどこでするのか?
・どこのセレモニーホールに移動させるか?
などを打ち合わせます。
病院の先生は死亡診断書を作成します。死亡理由、症状などの説明を受けてる間に2,3時間ほどで葬儀社の方たちが来られます。
病院で葬儀社と簡単なやり取りのあと、お身内様の希望の安置先(だいたい自宅かセレモニーホール)に運ばれます。
ご自宅で亡くなったとき
お身内の方が警察に連絡or病院に連絡するでしょう。
例えば高齢者の方が老衰で亡くなられた場合は警察の方が事件性の有無を聴取しに来られます。(検案)
警察側が事件性があると判断したときは解剖のため→警察署へ
ないと判断したときは葬儀社へ連絡をするように勧められ→自宅安置orセレモニーホールへ
葬儀社と打ち合わせ→お葬式の準備へ
葬儀のための打ち合わせが始まります。決めることは主に3点
・いつお通夜、お葬式をしたいか?
・お寺様をどうするか?
・火葬場をどこにするか?
これらの項目をお身内様とお寺様と葬儀社のご都合で決めていくことになります。
事件性のある場合
119番通報による死亡の場合、警察署の霊安室に搬送されます。そこで死体の解剖が行われ(しない場合もある)
死亡診断書ではなく死体検案書が作成されます。
ご遺体は納体袋に収納され葬儀社に連絡→搬送といった流れになります。
親族がいない場合
天涯孤独で身寄りも親族もいない場合、住んでいる市町村の管轄下におかれることになります。
市の職員が葬儀の手続きを代行する形になり、葬儀は行われず直葬となります。
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