結論としては、車が売れたから
戦争に負けたにも関わらず1954年(昭和29年)から1973年(昭和48年)までの19年間、日本は好景気でした。
なぜならお隣の国が戦争のおかげで車を大量に日本から買ったからです。
朝鮮戦争の影響で車が売れた
皮肉にも、よその国が戦争を行うことによって我が国は経済成長することが出来ました。
軍事事業というのは現代では考えられないほど莫大な金が動きます。
車というコンテンツを作ったトヨタは偉大です、そんだけ。
国が潤えば豊かになる
そんで日本から大量の自動車が売れた結果、日本は先進国の仲間入りしたわけね
土地も資源もないのに、技術だけは特化した。日本人は職人気質だからね。
仕事=人生みたいなところあるし。
経済は需要と供給のバランス
戦争時代に車の需要が高まりすぎてしまって特需になりました。社会の教科書にも載ってるはず。
その結果、日本に大量のお金が舞い込みました、バブル景気です。おかげで経済が発展しました。すべての文明がレベルアップしました。人口も増えました。社会福祉制度もできました。
日本は将来安泰だと思いあがる日本人があふれてしまったのです。
他人の不幸で飯がうまい!
そして現代
戦争は終わりました、だんだん車は売れなくなりました。他国も自動車製造に力を入れてます。ライバル企業も増えました。
燃料となる石油もサウジアラビアなどの国から仕入れないと車は動きません。依存です。
日本は黄金期を過ぎてゆるやかに衰退してゆきます。人口グラフももうすぐ逆三角形になります。労働人口も減ってきました。
資源も土地もなく、モノ作りも特に売れることがないので緩やかに滅びゆくでしょうね。
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