
少子高齢化が進むこの日本において
このまま行くとお墓の数が増えていくのではないか、と考えられる方がいるのではないでしょうか?
実は、
都市部への人口集中、少子化・核家族化などの社会的背景を受けて、お墓の種類や持ち方は多様化しています。
数十年前は、お墓と言えばいわゆる一般墓がほとんどで、地縁のあるエリアで、直系の家族と入るのが一般的でした。
しかし近年では、永代供養墓や管理不要のお墓など、
お墓の種類は多様化しており、一般墓・樹木葬・納骨堂と選択肢が増加しています。
一般墓の減少

一般墓は「家」単位で利用されることが多く、先祖代々引き継がれていくお墓です。
しかし、現在は核家族化や単身者の増加、都市部への人口集中などを受けて減少傾向にあり、承継者不要の永代供養墓を選択するケースが増えてます。
納骨堂タイプが増加している
納骨堂とは、自動搬送システムを導入したもので、遺骨が参拝スペースまで自動的に運ばれ、駅近くに位置するケースが多くなっています。
メリットとして
天候に左右されず、個別の参拝スペースが確保されていることもあるため、お墓参りの利便性が高いのが特徴です。
お墓の継承者がいない
「改葬・墓じまい」を選択する人も年々増加しており、お墓の承継者不在が深刻な問題であることが浮き彫りになりました。
以上のことから、
今後ますますお墓に対するニーズの多様化がするでしょう。
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