
子供のころのの夢に「社会に出てサラリーマンとしてバリバリ働きたい!」なんて書いたことないんですけど大人ってなんで働くんですかね?
僕はあまり本屋に立ち寄らないのですが、ふと立ち寄った時に目に留まったのがこの本
思わず衝動買いして読みました。内容もマンガを交えて読みやすくなっていて、学生の方にも社会人の方でも読みやすい仕様となってました。軽く紹介してみます。
仕事とは、誰かの役に立つこと。人は1人では生きていけない
この本によると、「人間は助け合って生きており、自分ではできないことを誰かの仕事に助けてもらう」みたいなことが書いてあります、確かに。
教師は「勉強や社会のルール」を教える、美容師は「誰かの髪をきれいに整える」、どんな仕事も誰かの役に立っていると書いてあります、いいこと言うなぁ。
世界は仕事でつながっている
ジョージアのCMで「世界は誰かの仕事で出来ている」とありますがまさにその通り!
例えば「料理」に関して言えばお店で「料理を作る人」と「料理を提供する人」が働いているおかげで仕事として成立してますし、さらに背景に注目すると、その「料理」に対して「料理の食材」を作っている人たちがいるわけです。その「食材」は国内で作られたものかもしれないし、海外の人たちによって作られているかもしれない。
私たちは「仕事を通じて世界とつながっている」と書かれてます、なるほど。
「お金を支払う」という行為について

なぜお金を支払うのか?
それは、「誰かがしてくれた仕事」に対して「ありがとう」の意思表示だと書いてあります。自分の代わりにやりたくないことや出来ないことをしてくれたお礼の意味合いが含まれている、ということです。もう一つ、お金を払うという行為は「その金額分の価値がある」と思う意思表示だとも書いてありました。
つまり、仕事とは「困っている誰かの代わりに役に立つこと」
人間一人じゃ出来ないことの方が多く、その代わりにお金を支払って(時間的に、労力的に)出来ないことをしてもらう。代わりに自分が出来ることをしてあげる仕組み、ということです。
まぁ言われてみれば確かにその通りだなと納得する内容でした。今回紹介したのは本の内容のほんの一部でしたが後半以降にも仕事に関する考え方や仕事に対する取り組み方、向き合い方などが書かれていて買っても損はしない内容でした。
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